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家づくりの特徴:耐震性能
地震に強い家かどうかを測る基準の一つに「耐震等級」があります。
耐震等級1は建築基準法に沿った耐震性で、住宅ローン減税などの特典を受けられる「長期優良住宅」に認定されるためには、耐震等級2以上が必要となります。
それらの基準と、FPの家の耐震性を比較すると、次のようなことが分かります。
「FPの家」とそれ以外の家では、耐震性にこれだけの違いがあります。
建築基準法 | 長期優良住宅 | 百年健康住宅(FPの家) | |
---|---|---|---|
耐震等級 | 耐震等級1 | 耐震等級2 | 耐震等級3 |
倒壊レベル | 震度6強~7の大地震で 即時倒壊しないレベル |
震度6強~7の大地震でも補修により 引き続き住めるレベル |
震度6強~7の大地震でも軽微な 補修により引き続き住めるレベル |
耐力壁量 | なし | 建築基準法の1.25倍 | 建築基準法の1.5倍以上 |
床水平構面 | 床水平構面 | 耐震等級2以上 | 耐震等級3 |
偏心率 | 基準法の適合 | 基準法の適合 | 偏心率0.15%以下 |
直下率 | なし | なし | 耐震壁直下率70%以上 |
制震 | なし | なし | FPパネル |
耐力壁とは、建築物において地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力を持つ壁のことです。耐震性の高い住まいをつくるには、やみくもに柱や梁を太くするのではなく、耐力壁の量や配置のバランスを考えることが重要です。
住宅において、床組みのように水平に配置される構造要素のことを「水平構面」といいます。その役割は横からの地震力を耐力壁に伝達すること。水平構面が弱いと、どんなに多く耐力壁を設けても、本来の耐震性が発揮できません。耐力壁が有効に働くためには、剛性の高い床で建物全体を一体化させることが大切です。
「偏心率」とは、建物の重心(建物の重さの中心)と剛心(耐力壁の剛性の中心)のズレのことをいいます。この偏心率が大きすぎると、建物はねじれるようにして壊れてしまう可能性があります。近代ホーム「FPの家」では、柱と壁の量をバランス良く構造設計。偏心率は理想的な15%以下を基準とします。
「耐力壁直下率」とは、2階の耐力壁の下にくる1階の耐力壁の割合のことをいいます。耐力壁直下率が高ければ家の安定性が高く、強い住まいであることを意味します。FPの家は繰り返す余震にも強い、耐力壁直下率70%以下を基準とします。