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『六十』といっても還暦の話ではありません。
試験体の乾燥状態が悪くて延期になっていた煉瓦壁60分の耐火試験やっとできました。
先日作った壁の試験体はこんな大きな窯にセットされます。
試験体が無い状態の窯、16か所の穴から凄い勢いで炎が出ます。
試験中の窯の中です最初の15分ではまだまだ……。
60分後はこんなに真っ赤。
これ、サーモカメラの映像ではありませんよ。
窯から取り出した直後、まだ煉瓦が赤く光っていました。
水をかけて一気に冷却しようとするも……
かけた水はすぐに蒸気になってしまいます。
試験後内装側のボードを剝がし、ウレタンを取ってみたところです。
試験担当の方は炭化しているのでは?と仰っていましたが実際は全く異常がありません。
表側も目地が取れたりすることなく元の色に戻りました。