今月は基礎着工も続々とされるので、
その前の建物の位置の確認・地縄だしを何件も行いました。
建物位置は適切で施工に支障ないか、境界からの離れは申請と相違ないか、
正確に位置を出して確認をする必要があります。
そんな時の心強い味方が 「 トランシット(セオドライト) 」 です。
上記写真の奥のほう三脚で立っている機械がそれなのですが、
とても高性能で便利。
特に便利なのがレーザーポインタ。
20m、30m遠く離れていても、墨を伸ばしたポイントを正確に
敷地に表示してくれます。
私が地縄や墨出しを行い始めた十数年前は まだそういった機能の
トランシットではありませんでしたので、二人一組でトランシットを覗きながら右へ左への
身振り手振りで位置を出していっていました。
うーむ、懐かしい・・。
効率よく、品質の高い建物を作るには欠かせない機械ですが、
過信は禁物で自分の目でのダブルチェックも必要です。
いい距離感を保って力を借りております。
柴田
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