今年1年の仕事を振り返ってみると、大きく分けると3つのリフォーム依頼が心に残ります。
1つ目は雨漏れの改修相談。
造作バルコニーや出窓上部からの雨漏れなのですが、雨漏れ個所の特定が大変難しく、
多くの手間暇を費やしたうえ、大きく外壁やバルコニーを壊したうえでの改修工事となります。
時間と共に費用も大きく掛かる作業でした。
2つ目は手摺の設置依頼。
工事としては小規模なのですが、建築当初には手摺設置の必要性を感じなかったものが、
トイレや階段などに、だんだんと年齢を重ねるごとにに必要性を感じたり、
ご両親との同居開始によって必要となるなど、これからの超高齢化社会を感じさせます。
3つ目はお部屋の間仕切り依頼です。
当社で以前建てられたお客様で、新築時にはお子さんがまだ小さく、大きなお部屋で
兄弟姉妹で一部屋で良かったのですが、成長と共に「自分の部屋が欲しい!」となり、
お部屋を間仕切って個室を作りたいとの相談です。
御要望にもよりますが、早ければ 壁の仕上げ工事を入れても2日位で終わります。
また、将来子供が独立した時には元の一部屋にすることも可能です。
ちなみに2つ目と3つ目は当社で以前新築して頂いたお客様宅なのですが、
「100年健康住宅」の名の下、長きに渡って住まい続けて頂く中で、家族の成長や
移り変わりによる要望に「家」が応えていく例ですが、しっかりした家造りを
させていただいているからこそ、ご要望に応えられるんですね。