スタッフブログ岩ブロ
近年、雨の量が多くなって来たので、お客様からこんな依頼がありました。
これはお客様の仕事場の重要な電源設備ですが、半地下のようなところに設置されています。
電源機器脇の桝の中に排水用のポンプが設置されていたのですが、
1台だけだったので、故障して大雨の時に電源機器が水に浸かりそうになり大変だったそうです。
そこで、ポンプを1台壊れても排水出来るように2台にすることに…。
桝の中にこんな風に2台取付ました。
さて、この2台のポンプは線でつないだりしなくても交互に運転するそうです。
スイッチとなっている浮き球が2つのポンプと3つのポンプを組み合わせるのがミソですが、
皆さん、どういう仕組みかわかりますか?
実は、右のポンプのピンクに塗った球は2回に1回だけポンプを作動させます。
まず、最初に水がたまるとピンクの球が浮いて右のポンプが作動し排水します。
次に、水がたまるとピンクの球が浮いても右のポンプは作動せず、
左のポンプの青い球が浮いて左のポンプが作動し排水します。
これの繰り返しで、左右のポンプの交互運転となります。
分かってみれば単純なことですが、
実際ポンプを並べて頭で考えても2つ球と3つ球だけでどうしたら交互になるかわからず、
図を見ながら説明書を読んでやっと理解できました。
これ考えた人は、きっと頭が柔らかい人なんでしょうね。
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