建前

先日いただいたこの本を眺めていて「建前」について調べてみたくなりました。

 

よく、「本音と建前」と言いますが、語源は建築から来ているそうです。

 

その昔、名のある棟梁が建前前日に柱の長さを間違えてることに気づき、

自分の腕の未熟さを恥じて死のうとしたそうです。

それを知った奥さんが必死で考えて、

桝組という方法で、足りない柱の長さを補うことを思いつき、

無事に建前は出来たそうですが、

奥さんの口から自分の失態が世間に知れ渡ることを恐れた棟梁は、

奥さんを殺してしまったそうです。

ホンネで夫に尽くした妻に対して、つまらぬタテマエにこだわった夫、

これが「本音と建前」の語源になったのだとか。

 

今も昔もその辺りの感覚は変わらないように思います。

 

 

 

 

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