と言えば
開港記念館のこの塔のことを言うそうです。
横浜に住んでいてもなかなか入る機会がないのですが、
今回、用あって中もちょっと見てきました。
大正末期の建物だそうですが、意外に古臭い感じを受けません。
これも時代を超えて受け継がれる普遍的なデザインなのかもしれません。
そして、ここに来た用というのは、
熊本地震の被害調査報告を聞くため、
講師は煉瓦建物の耐震実験でお世話になった五十田博先生
以前五十田先生が出演されたN〇Kの熊本地震に関する番組で
「建物が壊れたのは直下率が低いせい」と決めつけられたかのように放送され、
何件かお客様から自分の家の直下率は何%ですかと問い合わせありました。
今回の報告会で
「建物が倒壊したのは直下率が直接の原因ではない」と断言されました。
もちろん直下率を上げることで地震には強くなりますが、
建物を強くする要素はそれだけではなく、金物を適切に配置したり、床を強くしたり等々
色々な要素を総合的に高めること、そしてなにより適切な施工することが重要。
身の引き締まるお話でした。
私たちもさらによい建物が作れるよう勉強していきます。
デザインセンター岩崎