本日の日経新聞に「中古住宅購入時に補助」 という記事がありました。 秋の臨時国会に提出し、 成立すれば年内で新制度がスタートする予定です。
中古住宅を購入時する40歳未満の方に 最大50万円のリフォーム工事費用を補助する予定です。
今回の補助金制度を導入する一番の目的は 「空き家」問題の改善です。 欧米と比べると、日本の中古住宅市場は遅れています。 住宅市場で中古が占める流通比率を見ると、 英国とアメリカは80%以上、フランスは60%以上、 日本は20%以下です。
その一番の原因は日本住宅の平均寿命です。 補助金はある程度中古住宅市場を一時期に 活発化させることができますが、 根本的に住宅の平均寿命を改善しない限り、 中古住宅市場を盛り上げることがなかなか難しいと思います。