いつも通りの帰り道。
自宅最寄り駅の改札を出てすぐ、見上げたところに……
ツバメの巣があります。
もうだいぶ大きくなりましたが、ヒナが親鳥にエサをもらっているところを
よく目にしました
ここで生まれて、大きく育って、そして巣立っていく………
ツバメたちにとってこの巣は、まさに命を育む器です
しかし、ツバメたちの器が必要なのは、ヒナが巣立っていくまでの期間。
それに比べて私たち人間は、ずっと暮らせる器が必要です。
“家”で生まれて、育って……(私の場合はツバメと同じく巣立ちましたが)
そして育った家で、または新しい家で、
年を重ね、そして老いていきます。
一生を、どんな家で過ごすかによって、人生は大きく変わります。
今はよくても、20年後、30年後、50年後まで想定すると、
家づくりの視点も、きっと変わってくると思います。
縁起物と言われるツバメの巣。
下に取り付けられた白い板は、ヒナが落ちないようにという駅員さんの
優しさかなと思っていましたが
フンの被害が予想以上に大きいそうです(ーー;)