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SDGs 近代ホームの取り組み
近代ホームの家づくりは、住む人の暮らしを豊かにするだけではなく、社員、関係業者、そして地域社会を豊かにすることを目指した地球にやさしい家づくりです。 先進国、途上国に関わらず抱えている「貧困、飢餓」、「教育」、「気候変動」などの社会的課題を解決するために、国連が掲げた世界共通の目標が「持続可能な開発目標(SDGs)」。近代ホームでは、省エネルギー住宅や次世代の職人育成、地域貢献活動を通じて、SDGsの実現に大きく貢献しています。
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。 持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
近代ホームの家づくりは、世界中の人の健康で快適な暮らしに寄り添う「人にも地球にもやさしい家づくり」です。自然とテクノロジーを融合した超高性能住宅「百年健康住宅」や、貴重な職人育成によって、国連が目標としている社会、経済、環境の持続的な課題の解決に大きく貢献しています。
近代ホームがつくる「百年健康住宅」は、家庭用エアコン1台で家中の冷暖房ができる程の断熱性能を実現するFP工法・24時間換気システムを導入しています。 日本の暑い夏にエアコンは不可欠ですが、家庭でエアコンなどの電気を過度に使用してしまうと、地球温暖化を促進させる原因になります。日本の家庭で使う電気の多くは化石燃料を燃やす火力発電によって作られており、それによって多くのCO2が排出されています。私たちはエアコンの使用量を格段に減らすことができる経済的かつ環境に優しい省エネ住宅の普及促進を行うことで、地球環境の保護に大きく貢献しています。 性能の証として、一般財団法人日本地域開発センターが主催する、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー(建物躯体とエネルギー設備機器をセットとして捉え、トータルとしての省エネルギー性能の優れた住宅を表彰する制度)で、近代ホームの「百年健康住宅」は12年連続受賞。しています。
2009年に地球温暖化と省エネ対策にむけ2020年の高断熱住宅に関する技術開発委員会が発足。その略称を「HEAT20」と言います。HEAT20では「エネルギーと室内環境の質の両立」を目指しており、夏涼しく冬は暖かい省エネな住宅、さらに快適・健康性も踏まえた住まいづくりを行う上で断熱性能推奨水準としてG1、G2という2つのレベルが設定されています。 近代ホームは最上位の基準であるHEAT20 G2グレードを基準に家づくりを行い、快適な住空間を提供いたします。
数年前まで日本では新築が高く評価されており、スクラップ&ビルドを繰り返していました。当然住宅を解体すれば大量の産業廃棄物が発生します。したがって環境破壊や温暖化が問題視されている現代では、長く住み続けられる住宅は徐々に評価され始めています。近代ホームグループの「百年健康住宅」は60年間のアフターサービスで、メンテナンスも万全。住む人に末長く安心・快適な暮らしを提供するだけでなく、持続可能な目標の達成にも大きく貢献しています。
震度7の揺れを2回観測した熊本地震。想定外の地震は、いつどこで起こるかわかりません。だからこそ、万が一の地震でも、家が命と財産を守ってくれることとても重要です。近代ホームは後世にも残すことができる持続可能な住まいを提供するために、永く住める住まいをお届けしています。
昨今、空き家問題をはじめとする課題は多く存在し、住宅業界はスクラップ&ビルドの考えからストック型社会へシフトしています。近代ホームは、持続可能な住まいづくりに取り組むことで、永く快適に住まうことができる街づくりを目指しています。
産業廃棄物の業種別排出量(2016年度)
資料:環境省「産業廃棄物排出・処理状況調査報告書」
減失住宅の平均筑後年数の国際比較
資料:
日本/住宅・土地統計調査(1998年、2003年)
アメリカ/American Housing Suvey(2001年、2005年)
イギリス/Housing and Construction Statistics(1996年、2001年)
建設業では施設の施工、運用、改修・解体などあらゆる場面で産業廃棄物(CO2)を排出させ、全体の約20%という大きな割合で地球温暖化に大きな影響を与えています。しかしながら、日本の住宅はわずか30年程でビルドアンドスクラップを繰り返し、取り壊しによる廃棄物を増加させ、資源を無駄に使用することで温室効果ガス排出量を増加させているのが現状です。地球資源を守り、持続可能な消費と生産のためにも、永く住み続けることができる住まいづくりが求められています。
木には二酸化炭素(CO₂)を吸収し、炭素(C)を蓄える働きがあります。木材、住宅、木製品に形を変えても炭素は蓄えられたままです。元気な森を育てることで、木がCO₂をたっぷりと吸収し、温暖化防止にも貢献しています。
木造住宅 | 鉄骨プレハブ住宅 | 鉄筋コンクリート住宅 | |
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炭素貯蔵量 | |||
6炭素トン | 1.5炭素トン | 1.6炭素トン | |
材料製造時の炭素放出量 | |||
5.1炭素トン | 14.7炭素トン | 21.8炭素トン |
近代ホームグループでは、産業廃棄物をマニフェストに則って徹底管理しています。 処理過程を履歴に残して、適切に分別されているかどうか、細心の注意を払って確認した上で処理。水質汚染や空気中の有害物質の発生を大幅に抑制することで、健やかで住みよい街を守ります。
余った木材は定期的に希望される方に無料で配布しております。DIYでご家庭で再利用され、とても好評です。また、外壁のレンガ積みを行う際にどうしても出てしまう端数のレンガは、廃棄せずに細かく砕いてレンガチップとしてお客様にお渡ししています。自然素材の土から出来たレンガを再利用することで、環境保全に寄与します。
近代ホームグループでは1日5回現場清掃を徹底し、建築中の現場だけでなく、現場周辺の地域清掃も徹底しております。また、定期的に社員・業者会メンバー全員で清掃活動を実施しています。 会社の周りだけではなく、最寄りのJR港南台駅周辺まで清掃範囲を広げることで、清潔で健康に暮らし続けることができる街づくりにも貢献しています。
地域と企業が「信頼」と「ネットワーク」で結ばれる豊かな市民生活を実現することを目的にしている制度「横浜型地域貢献企業」で、最上位認定を取得しました。
感染症対策に有効とされている「次亜塩素酸水」を精製できる機械を自社モデルハウスに設置し、2020年4月から社員や協力業者会、オーナー様、近隣の方等どなたにでも無料配布しております。活力に溢れる地域社会を目指します。
一緒に働く社員も社会を構成するかけがえのない一員です。平和で平等な世界を実現するために、まずは自分たちが働きやすい平等な環境を体現する必要があります。近代ホームグループでは、社員一人一人を尊重し、他の模範となるような職場環境を構築することで、持続可能な社会の実現に貢献します。