no-condensation
無結露50年保証
近代ホーム『FPの家』は、壁内部のFPパネル部分の結露を原因とする劣化・腐食について「無結露50年保証」を行っています。1982年の設立時以来、FP工法の家における壁内結露によるトラブルはまだ1件もなく、近代ホーム自信を持っておすすめできる安心の保証となっています。
そもそも結露がなぜ家にとってよくないのでしょうか。
結露は一般的に窓や床下に結露が発生しやすいといわれています。
建物の内部に湿気がたまり、カビやダニの発生を引き起こす原因となり、結露が原因で建物の寿命が短くなるだけでなく、住む人々の健康にも悪影響を及ぼすからです。
特に、日本のような湿度が高い気候では、結露対策は非常に重要です。
高い断熱性と気密性を誇る「FPの家」は、一年中春のように爽やかで快適な室内環境を実現できます。
結露を防ぎカビやダニが発生しないことにより、温度や湿度が快適に保たれ、常にクリーンな空気が循環します。
健康的な住まいを提供できるので、住む人の体調が維持しやすく、健康的な生活が送れます。さらに、柱や梁が長持ちし、いつまでも頑丈な住まいを保つことができます。
FPの家は、住まいの快適さと安心を追求するために、緻密な徹底施工に加え、特別な技術と保証制度を提供しています。その中でもC値(相当隙間面積)、UA値(外皮平均熱貫流率)、室内環境測定など、全て一定レベルをクリアしなければ承認しないという高い審査基準を設けており、皆様に「安心」をお届けしています。
こちらの写真は築20年の床下の写真です。
壁も床下も結露をしているかなどの傷み具合をみるためにはがしました。まったく結露した形跡がなくほぼ新品同様でした。
「FPの家」では、パネルをしっかりはめ込み、すき間を作らず均一な状態をつくり、徹底して気密性を高める処理がしてあります。
これにより結露やカビの発生を防ぎ、長期間にわたって住まいの経年劣化を抑えることができます。
一般住宅は、住宅の立地条件や建て方に大きく左右されますが、結露が原因で建物の性能が著しく低下しているのが見受けられます。
壁の中にある断熱材がきちんと壁にそったものではなく、均等でないので少しのすき間から湿気が入り込み結露を起こしカビが生えてしまいます。
繊維系断熱材のグラスウール(左)は吸水性が高く、時間が経つと水中に沈んでしまいますが、硬質ウレタンフォーム(右)はいつまでも沈むことはありません。
吸水率の低い素材を断熱材として使用することで、壁内の結露が発生しにくく、木材の腐敗も防ぎます。
FPウレタン断熱パネルは、年間の温度差が激しく、冬の暴風雪にさらされる厳しい自然環境にある住宅で、最大限に 効果を発揮し、家計にも環境にも優しい暮らしを実現します。
快適な住環境を作り出すために最も重要なのが躯体性能です。FPウレタン断熱パネルは、グラスウールなどの繊維系断熱材と比較して圧倒的に結露が少なく、家も人も長く快適に過ごせます。
品名 | 透湿比抵抗 |
---|---|
硬質ウレタンフォーム(24.9kg/㎡) | 670 |
ポリスチレンフォーム(30kg/㎡) | 600 |
ロックウォール(80~400kg/㎡) | 13~16 |
グラスウール(16~96kg/㎡) | 6~12 |
各種断熱材の透湿比抵抗比較 [透湿抵抗比較:m・h・mmhg/g]
FPウレタン断熱パネルの最大の特徴は、独自に開発したウレタンパネルを採用していることです。
生産工場での製造過程で、木枠パネルにウレタンを注入発泡し圧力をかけ成形することで、密度の高い硬質ウレタンとなります。
さらにウレタン樹脂成分が木枠と密着し、パネルと木枠が一体となって強度が高まります。
このパネルは断熱材としてだけでなく、外部の力から家を守る構造材としての役割も果たし、湿気を外部に逃がして腐朽を防止します。
さらに、外壁とFPウレタン断熱パネルの間には通気層が設けられており、高精度の気密施工によって湿気の侵入をシャットアウトします。これにより、水や湿気の侵入・吸収を防ぎ、建物の耐久性を高めます。
FPウレタン断熱パネルが持つ高い断熱性能は、硬質ウレタンフォームとその網の目に包まれた独立気泡の集合体により、水にも湿気にも強く、経年変化も性能劣化も少ない耐久性に優れており、結露を防ぐことができます。
グラスウール(16K) | 吹き付けウレタン | 硬質ウレタンフォーム | |
---|---|---|---|
熱伝導率(W/mK) | 0.045 | 0.034 | 0.019 |
厚さ(mm) | 100 | 105 | 105 |
断熱力(熱抵抗) [厚さ(m)÷熱伝導率] |
2.2 | 3.1 | 5.5 |
気密とは住宅の隙間をできるだけ減らし、家の中の空気を外に漏らさないようにすること。
FPウレタン断熱パネルそのものに気密性があるのに加え、さらに結露の発生を防ぐ力を発揮します。
また、柱と柱の間に組み込まれたパネル相互(または構造体)との接合部の処理をすることによって気密施工が完了します。接合する際の気密テープは長期間隙間が出ない耐久性の高いものを使用しています。
「FPの家」では、「断熱」→「気密」→「換気」を全て重視してこそ性能、経年劣化が圧倒的に少なく、長期間にわたり快適な住まいを提供できると考えております。
ご家族の人数や生活状態に応じ、空間ごとに必要換気量の計算を行い、室内に発生するホコリや臭気をはじめ、結露の原因となる水蒸気などを取り除きます。