今回、近代ホームにご依頼くださったのは、逗子市にゆかりの深いお客様になります。
近代ホームが信念をもって手がける「FPの家」が目にとまり、当社にご相談・ご依頼くださいました。
場所は、平安時代に活躍した武将、河内源氏第6代棟梁の源義朝の館「沼浜城趾」。
私設資料館として「かわせみの家」を手がけました。
施工エリア | 逗子市 |
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耐震等級 | 3 |
UA値 | 0.45 |
C値 | 0.2 |
施工面積 | 79.5㎡ |
特徴 | オーガニックハウス FP工法 レンガ積み外壁 |
外観のデザインは、オーガニックハウスのベースプラン「SUNNYBANK(サニーバンクモデル)」。
自然の恵みである木と土「煉瓦」の組み合わせによるデザインは、美しい山並みと自然と調和する外観です。
資料館の奥に佇む一軒家がお施主様の個人宅になります。桐ヶ谷歴史庭園にバランスよく配置できるように入念にプランしていきました。
リズミカルに連続する窓は、オーガニックハウスの象徴。
ピアノや室内楽のコンサートにご利用いただけるホールをデザインしました。
常設のグランドピアノはコンパクトながら伸びやかな音色を奏でる「スタインウェs155」です。
「世界三大ピアノ」のひとつで、1930年代にドイツ・ハンブルクでつくられたスタインウェイのモデルです。
20人~50人のお客様を収容できるコンサートホールには、三方向に造り付けのベンチを造作しました。
勾配天井でより開放的に仕上げ、間接照明でやわらかい雰囲気をプラス。
外の自然と溶け込むようにデザインした窓のステンドグラスは、桐ヶ谷歴史庭園の豊かな風景をモチーフにしています。
重厚感のある大きな座卓は、かつてお庭にあった樹齢300年のケヤキの切り株。その切り株を利用して作った一枚板です。
年輪を見るたびに、この場所の歴史を彷彿とさせてくれます。
外に広がる逗子の自然、そして地域の歴史を感じる調度品と、なんとも優雅な空間です。
ホールには、歴史とともに大切に受け継がれてきた品を飾れる展示品コーナーをつくりました。
耐震性、気密性、断熱性、快適性の最高峰、FPの家だからこそ、「普遍的な価値」を大切に受け継ぎ、訪れる人々の心を魅了し続けていけると願います。
展示品のなかには、菊の御紋が入った漆器や日蓮曼荼羅などの貴重な品々、数々の貴重な資料が飾られているそうです。
1000坪の庭に130本の薔薇が広がるローズガーデン「明弘の庭」からの眺め。
まさに、ロイド氏が提唱し続ける「自然界に存在する生物の如く周囲に溶け込み、環境と人間が共存する有機的建築」という思想が垣間見られる風景です。
近代ホームでは、高気密・高断熱の「FPの家」をご体感いただけるように、横浜市港南区のモデルハウスをご見学いただけます。デザインは写真や動画でも見る事ができますが、「住み心地」「空気感」特に温度・湿度の体感は実際に家に入らないとわかりません。ぜひ、FPの家の心地よさをご体感いただけますと幸いです。