1997年、国の重要文化財に指定された「自由学園明日館」をモチーフにした若年世帯のマイホーム。オーガニックハウスのデザインでプランを進めるなか、池袋にある実際の家を見学したのがきっかけで、西池袋にある明日館がお施主様の心を掴むこととなりました。
1921年、自由学園の明日館は、オーガニックハウスのキーパーソンであるアメリカのフランク・ロイド・ライト氏の設計により建設された建築物です。
施工エリア | 川崎市麻生区 |
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施工面積 | 192.62㎡ |
間取り | 2LDK+1LDK |
耐震等級 | 耐震等級2 |
C値 | 0.3 |
Ua値 | 0.45 |
特徴 | FP工法 レンガ積み |
「明るく開放的な家を建てたい」というご要望をもとに、LDKの窓は、明日館の代名詞でもあるホールの大きな窓をモチーフにしました。屋根裏まで吹き抜けている構造は、窓が多いので熱の出入りはもちろん多くなります。
たとえ窓を多く設計しても、北海道仕様の断熱工法「FPの家」であれば末永い「快適さ」を手に入れていただけます。
今回は、デザイン性も重視するため、在来軸組み工法にFPの断熱材を合わせた工法で組み立てていきました。
料理好きなお施主様。腕前を大いに発揮していただける広々としたキッチンスペースをレイアウトしました。
リビングのFIX窓には、電動のロールスクリーンを設置しています。
キッチンは、フルオーダーからセミオーダーまで、オンリーワンのキッチンを手がける「キッチンハウス」のキッチンであしらえました。
壁は耐久性の高い大理石仕上げ。上品な光沢感と表情豊かな模様が、上質な空間を演出します。
全室温水床暖房でエアコンは夏場だけの使用でOK。
床下に張り巡らされた「温水床暖房設備」は、冬の底冷えを感じさせず、足元からポカポカとしたあたたかさを伝えてくれます。
近代ホームでは一生涯生活をともにする住居として、何十年先のことも考えた健康住宅を手がけています。
黄金比でディスプレイされたリビング収納。右上には魅せるエアコン「霧ヶ峰Style」 がおさめられています。スタイリッシュな暮らしには今後欠かせないアイテムとしてぜひ参考にしていただきたい商品です。
美学のあるインテリアが毎日の暮らしを整えてくれる、そんな印象。建物と家具との調和を常に考えるロイド氏の思想にマッチしています。
ロイド氏が提唱する「有機的建築」とは、合理的で無駄がなく、空間全体がそれぞれ開放的かつ機能的であり、各部屋や室内と外部は流れるように連続する流動的な空間、また親しみやすく美しく古びることのない自然の材料や伝統的材料を用いて、素材そのものの魅力を活かすこと。
ロイド氏の想いと、お施主様のセンスが相まって、清楚で美しい空間が広がっています。
自分の時間をもつことは、日々の生活にゆとりをもたらします。仕事においてのパフォーマンスを維持するためにも、充実感や満足感は日々の原動力となります。
「自由になれる心」を基調にした、住まいづくりの象徴ともいえる大人の贅沢な空間です。
映画やドラマ、スポーツなどの作品に触れる時間は、感情のエッセンスとなり、想像力が磨かれたり、表現力が豊かになったりといいことばかり。じっくりと好きなものに向き合える時間がある。そんな理想の空間です。
本物のレンガだけがもつ重厚感と質感が存在感を放ち、神聖さをも感じる外観。
今回外観のモチーフとなった自由学園の明日館は「建物は使ってこそ維持保存ができる」という考えのなか、使いながら文化財価値を保存する「動態保存」のモデルとして運営されています。
価値を紡ぐ建築物同様、価値のあせない住まいがまた一つ生まれました。
快適な住まいで、自分らしい自由な住まいを手に入れてみませんか?
そんな理想の家を叶えられる「FPの家」についてより詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。